デザイン業は、俳優業と似ている。

こんにちは！デザインコース講師のダマリです(^o^)/ 今回は「デザイン業は、俳優業と似ている。」と題してデザイナーについて考えていきたいと思います。

デザイナーに大切なこと

「デザイナー」と言うと、絵が上手い。とかセンスが良い。とか、そういう部分に比重を置かれがちですが、一番大切なのは、コミュニケーション能力だとダマリは思っています。ダマリ自身、コミュニケーション能力が高いとは到底言えません。

自分から、ぐいぐい話しかける方ではないし、集まりの場が、苦手な方だと言えます。ただ、自分は小さい頃から「洞察力」と「聞く力」があると思っていて、話をしない。という一方で、人を観察し話を聞くことが好きです。40代になり「洞察力・聞く力」プラス「40年の人生経験」において、この人はこういうタイプかな？と20代の頃の自分より、より分析できるようになったように思えます。

広告制作のお仕事を頂いた時、まずクライアントがどんな人なのかを自分なりに分析します。そして打ち合わせを進めていく中で、その人の世界観にどれだけ入り込むことができるか…これが、制作に左右すると考えます。

デザイン業は、俳優業と似ている。

デザイン業は、俳優業と似ている。と思ったことがある人がどれくらいいるでしょうか？「演じる」という部分が似ているのでなく、「役に入り込む」という部分が似ていると感じています。

役に入り込むには、その役の生い立ちを知り、どんな人格なのかを分析する必要があります。広告制作では、生い立ちまで聞くことはあまりありませんが、広告に載せる商品やサービスに、どんな思い入れがあるのか？どういうことを伝えたいのか？伝えた上で、どうなりたいのか？これが制作工程の舵となります。

１カ月以上かかるプロジェクトなどは、その商品やサービスばかりを画面上で見ているため、軽い依存症みたいになり、まるで恋してるみたいな気分になります(笑)。朝から晩まで、その商品やサービスのことを考えるし、制作が終わるまでは、そこから抜け出せない。俳優業もそういう意味では、ドラマ共演した人と結婚したりしますよね。

そして、同時進行している制作物があると、各制作物を制作する際は頭の中を「パチン」と切り替える必要があり、こういう切り替えの部分も俳優業と似ていると思っています。

まとめ

商品・サービスにのめり込んで制作することは、とても良いことだとダマリは思いますが、デザイナーには「切り替え」も大切だと思います。自分の中で「切り替えスイッチ」を作ってシチュエーションに合わせてパチン！と切り替えるダマリです。さぁ、今からまた俳優業のように制作にのめり込むぞ〜！パチン！