変化する「働き方」とは？リモートワーク向きの職業とはじめ方

こんにちは。校長の勝河です。

今年は新型コロナウイルスの影響で、仕事やライフスタイルが大きく変化した方が多いのではないでしょうか？

今回は在宅勤務が広まる中で、「リモートワークに切り替えたい」「在宅でもできる仕事に移りたい」と考えている方へ、はじめの一歩としてリモートワークの職業や働き方をご紹介します。

オフィスから離れて働く在宅勤務の広がりの背景

企業のテレワーク導入率の推移

参考：https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r01/html/nd124210.html

リモートワークの前身であるテレワークという言葉は、「tele=離れたところ」と「work=働く」の2つの言葉を組み合わせてできた造語で、オフィスから離れたところで働くという意味で使われるようになりました。

近年、再びリモートワークが脚光を浴びるようになったのは、政府が「働き方改革」を掲げるようになったからでしょう。そして、いま新型コロナウイルスの流行を機に、リモートワークを導入する企業が増えています。

総務省の調査によると企業のテレワーク導入率は年々増加しており、都内にある従業員30人以上の企業を対象実施した調査によると、「テレワークを導入している」と回答した企業は、今年3月では24.0%だったのに対し、4月時点は62.7%とおよそ2.6倍に増加しています。

また、テレワークにより通勤時間が短縮されることで、就労促進、育児での離職や介護離職の緩和につながる可能性も考えられています。

リモートワーク向きの職業とは？

参照：新型コロナ×女性の働き方の変化を5職種で比較調査 リモートワークは「営業職」、オンライン会議は「技術職」が実施率1位に

リモートワークしやすい職種

上記の資料を見ると、新型コロナの影響もあり在宅勤務に切り替わる職業が増えました。ただ、サービス系や医療関係の専門職など在宅勤務が難しい職業も浮き彫りになっています。

リモートワークしやすい職種は、通勤を必要としない、リモートワークは働く場所を選びませんので、働き方の幅を広げることができます。

・システムエンジニア（SE）

・プログラマー

・Webデザイナー

・Webライター

・Webディレクター

・マーケター

・コンサルタント

・営業

・広報

・カスタマーサポート

リモートワークしやすい職種の共通点

☑︎ その場に行かなくてもできる

場所の制約がないことは、リモートワークに必須の条件のひとつ。必要なソフトがインストールされたパソコンと、インターネット環境があれば1人でできる仕事はリモートワークに向いています。

☑︎ 成果物が明確

リモートワークを難しくする原因のひとつは、職場での仕事ぶりを評価する、評価システムのあいまいさにあると言われています。プログラムや、原稿、デザインなど明確な成果物がある職種は評価がしやすいため、リモートワーク向きといわれています。

☑︎ リアルなコミュニケーションが必要ない

リアルなコミュニケーションをWeb上のコミュニケーションに置き換えられる職種は、リモートワークに向いています。チャットツールなどクラウド上のサービスを活用し、時間と場所を共有しなくても必要なときに確認や打ち合わせができれば進められる仕事なら、スムーズにリモートワークに移行できるでしょう。

Web系のお仕事でのリモートワークのはじめ方

リモートワーク推奨の会社に転職する

おすすめの求人サイトは「転職サイトGreen」。IT系の企業に特化した転職サイトで、キーワード検索で「リモート」や「在宅」などで検索すると大手転職サイトには出てこない企業がたくさん上がります。

未経験でも応募可能な企業もあるので、スキルなどは働きながら実践的に培える点も魅力的です。

フリーランスとして活躍する

ランサーズ「フリーランス実態調査」によると、2015年からの3年間だけでも200万人以上のフリーランスが増加していることが分かります。

フリーランスとして契約を結び仕事をする人が増えている背景として、独立や副業のハードルが大幅に下がったことがあります。

具体的には、ビジネスチャットやビデオチャットの存在により、時間や場所にとらわれず仕事が出来るということです。

フリーランスにも大きく分けて、「独立型」と「副業型」と2種類の働き方があります。

未経験であれば、「副業型」で本業をしながら、スキマ時間を使って個人の名前で仕事をすることをおすすめします。

Web系のスキルアップにおすすめのオンライン教材を紹介します。

☑︎ 【動画形式】Udemy（ユーデミー）

アメリカに本社を置く動画教材のプラットフォームです。プログラミングに限らず、デザインやマーケティング、音楽、言語など様々な分野の動画教材を購入できることが特徴です。日本語版のサイトはベネッセさんが運営しています。

セールが行われているときは87%OFFなどで教材動画を購入できるため、セールのタイミングを狙うのがオススメです！

☑︎ 【記事形式】tuts+

tuts+は、Envatoというアメリカの企業が運営しているサイトで、WordPressのテーマも開発・販売しています。

tuts+では、コード、デザイン、Webデザイン、写真や動画、ビジネス、音楽、3Dグラフィック、ゲーム開発、コンピュータースキルに関するチュートリアルを提供しており、チュートリアルを見ながら独学することができます。

さいごに

いかがでしたか？今回は「リモートワーク」というお仕事に焦点を当てて紹介させていただきました。

ポイントをおさらいします。

・リモート推奨の企業が増え「働き方」に変化が出てきている

・リモートワークは成果物が明確で、コミュニケーションが少ない分結果にコミットする必要がある

・未経験で「転職」や、スキルアップをして「フリーランス」として働くなどリモートワークの働き方は様々

IT系の世界では毎日のように言語や情報がアップデートされています。インターネットでの情報収集ももちろん重要ですが、プログラミングやエンジニア転職に詳しい人から生の声を聞くことを勧めます！

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